東京都多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅前にある石埜法律事務所から、
弁護士石埜直樹が扱った事件の量刑データを提供させていただいております。
東京地方裁判所立川支部管内の事件が中心です。
他、東京地方裁判所本庁管轄、横浜地方裁判所管轄の事件が若干あります。
記事タイトルは、「罪名 裁判所 宣告年月」+「量刑データベース」とさせて
いただいております。罪名で検索していただければ、同種事案の量刑をお調べ
いただくことが可能です。
覚せい剤取締法違反 懲役2年2月 東京地方裁判所立川支部 令和2年2月判決宣告
実刑・猶予の区別、猶予の内容:実刑
実刑の場合の一部猶予:なし
宣告刑:懲役2年2月
求刑:懲役2年6月
累犯前科:あり 同種1件
同種前科:あり 同種2件
認め・否認の区別:否認
事案の概要:
覚せい剤取締法違反は、覚醒剤の自己使用。
一部猶予、保護観察中の事案。
覚醒剤使用の事実を否認。
令状発布前の自宅前の監視に重大な違法があるとの主張。
重大な違法手続を利用して得られた鑑定書の証拠排除を
求める。
判決で、自宅前の監視は違法との判断。
ただし、重大な違法とまでは言えないとして、
証拠排除は認めなかった。
覚醒剤の使用については、公訴事実のとおり認定された。