金300万円 詐欺 東京地方裁判所立川支部 令和2年1月31日 保釈許可決定
事件名:詐欺 被告事件
保釈許可決定年月日:令和2年1月31日
受訴裁判所:東京地方裁判所立川支部
保釈決定時期:第1回公判期日後で、勾留されている事実につき検察官立証も終了した後
保釈保証金:勾留状2本の事案
①詐欺 金150万円
②詐欺 金150万円
権利保釈・裁量保釈の別:裁量保釈
制限住居:被告人の住居
備考:
若年の被告人が受け子として特殊詐欺に関与した事案。
被害額合計は、1000万円超。
帰住先は被告人と両親の住居。
身元引受人は、両親。
被害者との接触禁止条項あり。
保釈請求のタイミングは、余罪についての追起訴終了後。
請求の時点で、勾留にかかる事実については、検察官立証まで終わっていた。
被害が多額にのぼる特殊詐欺の既遂事案であり、
弁償も見込めないため、完全な実刑事案。
身辺整理や通院を理由としての保釈請求。
実刑事案ではあるが、帰住先や身元引受関係に問題ないので、
保釈請求に当たっての懸念材料は、なし。
保釈保証金の額も、妥当な金額。