「刑事弁護 用語解説」のカテゴリーに、不起訴処分告知書に関する記事を
掲載する予定がありますので、参考までに、
不起訴処分告知書を請求するための書式を紹介させていただきます。
不起訴処分告知書は、検察官送致になった被疑事件が不起訴処分になった場合に、
当該処分を告知してもらうために、弁護人等が、事件の主任検察官(要は、担当検事)に
請求する書面になります。
請求に当たっては、下記のような書式を利用します。
下記の書式は、実際に実務で用いている書式なので、必要部分を補充していただければ、
問題なく不起訴処分告知書が取得できます。
不起訴処分告知書の請求に当たって、検察庁に手数料を納付する必要はありません。
返信用封筒を同封して、主任検察官の係に直送すれば、後日、不起訴処分告知書を
返送してもらえます。
*事前に担当検察官と検番を調べて、請求書の記載や送付先に反映させておくと
間違いがありません
*被疑者本人が郵送で請求する場合には、本人確認書類の要否を事前に確認して下さい
*返送までに、ある程度、時間を要します
当然ですが、不起訴処分告知書を請求できるのは、被疑者や被疑者の弁護人に限られます。
×× 被疑事件
令和 年 検第〇〇号
被疑者 〇〇
不起訴処分告知書請求書
令和 年 月 日
〇〇地方検察庁〇〇支部 〇〇検察官係 御中
被疑者 〇〇
上記弁護人 弁護士 〇〇 ㊞
〒000-0000
東京都〇〇市〇〇1-1-1
〇〇ビル
〇〇法律事務所
TEL 000-000-0000
FAX 000-000-0000
被疑者〇〇に対する頭書事件につき、不起訴処分告知書 (様式第118号)
の交付を請求いたします。
不起訴処分が決まり次第、当職宛に不起訴処分告知書をお送りいただきますよう、
お願い申し上げます。
以上